ようやく全道中学で入賞者を輩出することができました。
若木拓人くん、武山桃子さん 本当におめでとう!!
大会が終了して5日が経ちました。選手たちは「自分との熱い戦い」を終え、いつも通りまたトレーニングが中学校を中心に始まっています。以下、大会での一人一人の精一杯の頑張りに寸評を交えて紹介します。
若木は男子400M全国標準記録まで、予選であと0.03秒と迫り本人はそうとう悔しい思いをしていることでしょうが、4月からの高い目標設定がここまで彼のモティベーションを高めてくれたのだと思っています。死力を尽くしての予選・準決・決勝の走りは感動ものでした。何度、函館の競技場に「若木くん、しべちゃ」とコールされたかわかりません。若木は、大会後の今日も早朝ランニングを欠かさず雨の日も続けています。
武山は、1週間前の釧路市民陸上競技場での最終調整では、1M40すら満足に跳べない状態。大会では予選通過の1M45も3回目にクリアー。自分の跳躍をしっかりその場で調整していけること、そして自分自身を客観視できるのが彼女の強み。翌日の決勝では、自分のベスト記録となる1M51の跳躍で4位入賞。全国標準まであと6cm。痛めている両脚のテーピングが痛々しいが、「先生、楽しく跳べました」の言葉に心救われる思いでした。彼女は今日も練習に来て頑張っています。
男子砲丸投げ 千葉将人
予選通過記録は10M70、自己ベストは10M81。1回目は10M台、2回目は9M台と砲丸に振り回されている感じ。最後の3投目は10M56、あと14cm及ばず予選敗退。しかし、3投目は中体連最後の1投。3年生として、3年間の苦しい練習や今大会への強い思いを砲丸にのせての投擲が印象的でした。本人も、やることは全てやってきたので悔いはないと思うが、最後の中体連全道で決勝進出はさせてあげたかった。
女子1500M 中川琳花
唯一の1年生として出場。彼女のいいところは常に積極的なレース展開。今大会も2・3年生を相手にスタートから積極的に集団の前でレースを展開する。800Mをすぎた辺りから、徐々に順位を下げていきスピードダウンをしてしまい、自己記録から程遠い結果となってしまったが、まだまだ1年生。今大会を経験に、9月の全道新人陸上で爆走するでしょう。
男子400M 小野寺一輝
シーズン初めから大変調子がよく、自己記録を走る度に塗り替えてきた。若木を常に目標にトレーニングを積んできた。予選も自分のペースでレースを展開し、2年生ながら予選1着で準決勝へ駒を進める。ただ本人は54秒台後半のタイムに納得ができていなかったようで、逆に満足していない所に頼もしささえ感じる。準決勝では、さすがにハイレベルの争いに圧倒された観はあるが、全道新人大会に向けて手ごたえを十分に感じ取ることができたレースであったと思う。
女子100M・200M 勘田絵美菜
100Mの自己ベストは12秒台、200Mも26秒台と着実に昨年からパワーアップをして全道大会に臨んできた。自身も全国大会を相当意識して目標設定をしてきていたが、100M・200Mとも準決勝進出するも決勝8名に入れてあげることが出来なかった。自己記録更新もさせてあげられなかった。相当の疲れがたまっていたようで、いつものキレのある走りは函館で見せることが出来なかった。悔しい涙、涙の全道大会だった。2年生なので、全道新人陸上でこの借りは返さないといけない。
女子4×100Mリレー
不動のオーダー高橋永吏(3年)-勘田(2年)-只野奈七瀬(2年)-武山(3年)。今シーズンのチームベストは53秒11。今年も全道的にレベルが高く、次のラウンドに進出するには予選から52秒台の中は最低限必要。生命線のバトンパスの精度をさらに高めて臨んできたが、緊張からかその生命線のバトンパスに大きなミス、タイムロスをしてしまう。結果53秒63、予選敗退。最低限、準決勝進出をさせてあげたかったが叶わなかった。
男子4×100Mリレー
女子同様80チームを超えるエントリーで非常にレベルが高い。小倉浩太(3年)-若木ー小野寺ー甲野藤(2年)のオーダーで臨む。チームレコードは46秒86。全道ランキングでは20番台で準決勝進出も夢ではない位置にいるが、各チームとも本番でチームベストを1秒以上短縮してくる。さすが全道大会。バトンミスもなく47秒02で無難にゴールするも、組4着で予選敗退。男女とも、よく頑張ったが、それ以上に相手チームが上を行っていた。
5日経って、何が良かったのか、何が足りなかったのかなど冷静になって考えています。特に3年生(1・2年生もそうですが)には、最後の中体連全道大会でどういう感想をもって家路に着いたのか・・・。ただ、学校生活や家庭生活では絶対に味合うことの出来ないあの緊張感や集中・・・、これらの経験を実生活に活かせて、はじめて参加したことに意義があるのではないかと考えます。これからも、個々の目標を明確にして、陸上競技を通して学んだことを大切に競技をはじめ、日々の学習につなげていって欲しいと思います。
保護者の皆さんには、いつも陸上競技部の活動に対して、ご支援ご協力をいただき「感謝」しております。ありがとうございます。また、今大会の遠征には、24日は朝早く、27に至っては夜中、釧路駅までの送迎、本当にありがとうございました。今後も、「感謝の気持ち」を忘れずに、選手一人一人の人間的成長、競技力向上に向けて微力ですがお手伝いさせていただきます。
最後になりましたが、第41回北海道中学校陸上競技大会の開催にあたり、大会役員、大会委員、競技役員の皆様、朝早くからの用器具の準備や、競技終了後の後片付けなど、本当にお疲れさまでした。そして、素晴らしい大会運営・競技運営でした。さらには、補助生徒としてそのサポートにあたっておりました函館地区の中学生の皆さん、朝早くからの準備、ご苦労様でした。学校名までは聞きませんでしたが、元気な挨拶、礼儀正しい態度、素晴らしかったです。





